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ep40 王女の旅立ち

مؤلف: 根上真気
last update تاريخ النشر: 2025-05-09 07:01:58
【13】

出国の朝も爽やかな晴天に恵まれた。春のような暖かい風が穏やかにそよいでいる。

リザレリスは、エミルと他数名の従者を従えて、国一番の船に乗り込んだ。昨日のパレードのような混雑を避けるため、一般国民に向けて時間や場所の周知はなされていない。港に並ぶ人々は、ほとんどが城の者たちだった。

「思ったより人数少ないんだな」

甲板に立ったリザレリスが意外な顔をした。でもそれは港に立つ人々へ向けたものではない。船に乗る船員たちに対してでもない。留学する王女に伴う人員の少なさについてだ。

「フェリックス王子側からの要請だそうです」王女の傍に寄り添うエミルが答えた。

「へー、そーなんだ。でもなんでだろ」

「リザさまの警護については、ウィーンクルム側が責任を持って人員も費用も負担するということです。リザさまのお側には常にぼくも付いていますから心配はご無用かと」

「ふーん」

自分から振ったわりに、リザレリスは興味なさそうに返事をする。当然だ。心は留学のワクワクでいっぱいだから。本当は、はしゃぎたかった。でも我慢した。口うるさいルイーズも侍女として、すぐ後ろで控えているからだ。

ちなみにルイーズは今回
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